テクニカル

今取り組んでいること

200411111322_2.jpgこの間ITと音楽の話をしたと思うのですが、そのままほったらかしているわけではないんですよー。僕がバンドの楽譜を清書するときに実はTexを使うことがあるのは知ってる人もいると思うのですが、その時の方法をちょっと公開しようと思いましてその準備をしています。楽譜を書くときにはTexをMusixTexというので拡張して、更にいくつか支援ソフトを使うのいます。僕はその時使うマクロファイルをアカペラ楽譜で使いやすいようにカスタマイズしています。で、今年に入ってからコンピュータがMacになりMusixTex環境を整えたのですが、マクロファイルの移行までは完了していないのでまだ公開できないんですねー。移行して公開準備が整い次第、シリーズでTexを使って楽譜をきれいに書く方法を書いていこうかと思います。始まって以来の実用講座シリーズ!ちなみにそのまま出版できそうなほどきれいに出力できますよー。
マニアックだけれどこうご期待。などと言って自分で自分を追い込んでみる。

外練

今日はVolvoxの練習で放課後田無まで行ってきました。メンバの一人が田無の実習所に一週間拉致されているため、実習が終わったあとの実習所で練習することになったわけです。ホントは開いている講義室を使わせてもらおうと思っていたのですが、勉強している人がいた(偉いっ!)ので外で練習と相成りました。
ホントに久しぶりの外練習だったんですが、この季節は外での練習Mosquitingがすごいです。(笑)
そんな話はおいておいて、やっぱり外で練習する時にはいくつかこつがあるということを思い出したので今日はそのことを書きたいと思います。
1.出来れば屋根があるところをさがそう。
別に雨とかの心配をしてるわけではないんですが、屋根があるとないとでは音の反響が全然違うんですよね。練習をしてる時はお互いの声が聞こえる状態というのはとても重要になってくるので、屋根があって反響してくれるのはありがたいわけです。野原のど真ん中とかは音が散っちゃって詰めの作業とかはなかなかしにくいです。
2.基本は円陣
これもお互いの音を聴くということに関わってくるのですが、やっぱり円陣というのが一番お互いの音を聴きやすいと僕は思うんですよね。円陣といっても冗談じゃなくお互いの肩が触れるくらいの間隔で円陣です。ホントにやりにくい時はのぞき込むみたいにして自分たちの頭で円陣に蓋を作っちゃう時もあります。姿勢悪くなっちゃうのであんまりよくないですが…。
3.水と糖質を忘れずに
これ結構忘れがちなんですが、外練習で集中しちゃうと気がつかない間に限界値を超えたりしちゃうことがあります。水分はマメに補給してる人多いと思うんですけど、糖質結構気にしてない人も多いかと思います。実は糖質結構重要で、脳は糖質(もっと正確に言うと単糖)でしか動くことが出来ないので不足するといきなり音程のとか和音の把握力が落ちます。これ、アカペラには結構怖いですよー。集中力も落ちちゃうし。そんなわけで僕は出来るだけちょっとつまめるものを真ん中に置くようにしてます。
僕はこの間も書いたように「構成主義」的な立場なので、アカペラ練習では自分の全体の中での位置を把握することや、他のパートとの関連性で自分のパートを把握することを重要だと考えています。その為に「聴く」環境を出来るだけ整えて練習するのが重要だと思ってるんですよね。上記のことはもちろん屋内で練習する時にも使えることなんですが、屋外だと特に気をつけるべき事かなと思っています。
ちなみに円陣練習を逆手にとって部屋の端っこに一人ずつ立って曲を歌うという練習をライブ前にやることがあります。これが鬼のように難しいんですが、よくステージ上で自分の音が聞こえなくなっちゃう時がありますよね。そういう時にも何となくちゃんと進めるようにしておくための最後のスパルタ練習というわけです。こればっかりやってちゃだめでしょうけどね。ウインク

「構成主義」と「構築主義」

音楽を作っていく過程の方法論についてちょっと最近考えてました。ちょうど今週基礎ゼミで「○○主義」についての相関関係をまとめるという事があったので、そこでなんとなく使えそうな言い方があったのでそれで書いてみようと思います。それが「構成主義」と「構築主義」
音楽を作っていく時に部品を全部しっかり作っていってそれから組み立てていくのが「構築主義」、まず音楽の全体を荒くつかんでだんだん中の構造をつまびらかに見ていって固めていくのが「構成主義」と言えるかなと思います。ちなみに僕は基本的に構成主義者かなと思います。全体を把握した上で例えば和音の中で自分はどういう役割を担っているかや全体の流れの中でどういう位置に今いてどういう音を出すべきか。そういうことをちゃんとつかんでいることが凄く重要だと思ってるからです。じゃないと気の利いたアドリブとかはなかなかかませるもんじゃないと思うんですよね。ただ、非常に複雑な和音が速いテンポで続いているような曲の場合はなかなか構成主義的手法でやっていくのが難しくなる時があると思います。そんなときはやっぱり一つずつ音を拾っていくところから始める構築主義的手法が必要になると思います。後は入り口として例えば楽譜がぽんと与えられて、そこから作っていく場合なんかは構築主義的な手法になりやすいと思います。逆に音源があって始める場合は構成主義的な手法になりやすいかな。
僕としてはやはり全体のイメージを最初に持っておくことと言うのは非常に重要だと思われるので、基本的に構成主義でどうしてもそれが難しいところでは構築主義という感じが妥当だと思います。楽譜はやっぱり曲を作った人がその曲のを書き留めるためのツールであるので、重要なのはそこに込められている内容だと思うんです。構築主義がつき詰まっていくと、例えば各セクションやパートで練習をしている時もいきなり全部を盛り込みがちになると言うか、まず大まかに固めなきゃいけないところで強弱やらなんやらを求めてしまいがちになる気がするんですよね。そういうものってある程度のスパンが固まってきた後でその全体の流れとして考えていくべき事だと僕は思うので…。
ただ、この構成主義的視点というのはなかなか難しい部分もあるとは思います。例えば楽曲を聴く時にも聴き方の訓練みたいな物が必要になるだろうし、練習中とかだとそれに加えて自分の出す音とかもコントロールしなきゃいけないわけですよ。聴く力というのがすごく重要になってくると思います。構築主義的な方法であれば、とりあえず自分のパート、自分のことに集中すればよいのでそういう意味では簡単になるかもしれません。それでもやっぱり全体像を把握しておくというのはとても重要な事だと思うので、手法としては構築主義的なアプローチをすることになっても全体を出来るだけ意識して、自分の位置を把握していく訓練をしていくことが重要かなと思います。
さて、皆さんは主にどっちですか?

バンマスという「仕事」

僕はあまりバンマスというものをやったことがない。どちらかといえば僕は副官向きだと思うし、いつもそういう位置でいることが多かったからだ。まぁ、僕の場合バンマスだろうと副官だろうと大体バンドで担う事になる役割は変わらない気がするので、その辺のことを書いてみようと思う。
 とはいえまずはバンマス特有の「お仕事」。たぶんバンマスとして一番大きなお仕事は練習日程を合わせたり、サークルにエントリーをしたりするっていう所だと思う。結構この日程あわせがくせ者でして、そりゃやっぱり、僕らの本業は勉強と研究なわけでして、そういう日程が入ってきたらそれを優先しつつ全員の都合のいい時間帯を選んで練習日を再設定しなきゃいけない。これがなかなか合わないんだな。結構みんな忙しかったりして、バンドメンバーの人数が多ければ多いほど難しい、だから何かありそうな時は凄い前もって言ってもらえると凄く助かっちゃう。予定は先手先手で組んでいくのが吉ですよね。どうしようもないのが院試とかでして、僕も自分が院試の時はホント申し訳なくて、ヘルプの人を紹介してメンバーに練習を続けてもらったことがあります。まぁ、メンバーの半分が院試とかとなるとこの手は使えませんが…(笑)
 後はね、メンバーのなかでいかにクッションになれるかということ、これは別にバンマスが果たさなきゃいけないと言うわけではないけど。やっぱり、音楽的背景の違う人って曲を完成させていく時の方法論が違ったりすることが結構あるわけですよ。僕は割とまず音を拾っていってセクションごとに合わせていって表情をつけて、最後にリズムしっかりに乗っけるという何ともクラシックからポップスまでの歴史を追うような方法をとることが多い。これって僕が元々リズム音痴と言うことが大きく影響してるのもあるし、音楽をとらえる時に細々したコンポーネントと言うよりは全体的な印象としてとらえることが多くて、まず大枠を形作ってそれから細かいところを聞き込んでいくからだと思う。始めにノリとかという意味でリズムの部分は内在してるんだけど、そこもまずは大まかで最後にリジッドにしていく感じなんだよね。
でもやっぱりしっかりした器楽の背景を持っている人は凄く音程をしっかりさせたがるし、すぐに表情をつけたくなっちゃう。リズムセクション出身の人はすぐにリズムを固めたくなっちゃう。そういう方法論の違いを埋めていくというのはなかなか重要で、しかも難しい。特に発言力が強い人の場合には難しくなる。バンマスは最終的な方向を決めていく立場にあるんだけど、自分の方向を押しつけてしまうことは出来ない。違う意見が出てきた時にはそれをちゃんと拾って自分の中で再考してうまくみんなが回るように再構築して提示しないといけない。正直、任せておいてくれればいいのになーと思うことがないわけではない。でも、何か提案が出た時点で自分のやり方に疑問が投げかけられていると言うことで、それはちゃんと考える必要のあることだと思うんだよね。もちろん言いたいこと言い逃げみたいな人がいないわけではないだろうから、バンマスはなかなか気長さが要求されるお仕事だと思われます。僕もよく「をいをい」と思う発言に出くわしてどうするべきか凄く迷いながら日々バンマスやってます。「堪え忍ぶ」という言葉は凄く重いんですよ。(笑)
ちなみに僕、自分が賛同できない場面に出くわすと発言者と目を合わせません。というか合わせられません。多分自分の表情を読まれないようにと無意識的にやってるんだと思いますが…。発言しやすい雰囲気を作ったり、後でよく考えて自分の方を修正する時には表情を読まれてしまうというのは非常にまずいと思ってるところもあるかもしれない。もし僕と話していて僕が視線をずっとそらしていたら僕は、賛同できていないのかもしれないですよ…ふっふっふ。
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